スキンケア商品に入っている界面活性剤がお肌に与える影響

 

✔️界面活性剤ってなに?

 

界面活性剤とは、水と油のように混ざり合わないものを、混ぜ合わせるための物質ことを言います。化粧品には水性と油性の材料が使われていて、それらを均一に混ぜ合わせるために界面活性剤が使われているのです。

 

✔️界面活性剤が肌に与える影響とは?

 

界面活性剤は洗浄力を高める働きがあるものの、肌のバリア機能に最も重要な役割を果たすセラミドという成分までも洗い流してしまいます

肌がバリア機能を失うと、有害な物質が肌の中まで入り込み、乾燥やシミ、ニキビなどの肌トラブルの原因になります。

 

 

✔️界面活性剤とうまく付き合うには?

 

界面活性剤は化粧品の機能を高める重要な役割を担っています。しかし、肌へ悪影響を与える可能性があるので、敏感肌の人は気をつけるべきでしょう。

界面活性剤が肌に与える影響について述べてきましたが、すべての界面活性剤が悪いわけではありません

化粧品に配合されている界面活性剤は、石油系のものと天然系のものがあります。このうち、問題視されているのは石油系のものです。

石油系界面活性剤は原価が安く、大量生産に向いているため、ドラッグストアなどで低価格で販売されている化粧品によく使われています。化粧品を選ぶときは、界面活性剤が使われているかどうかよりも、界面活性剤の種類を確認することが大切です。